亜麻仁油（食用）

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亜麻仁（あまに）とは亜麻という植物の花の種子で、外見や味は胡麻（ゴマ）に似ています。
原産は地中海地方で、人類が初めて栽培した植物のひとつであると言われています。
亜麻仁にはオメガ３脂肪酸のα-リノレン酸を多く含んでいます。

α-リノレン酸とは？
血管をしなやかにし、血液をサラサラにするため脳卒中や心筋梗塞などの大血管障害の予防に効果が認められています。また、中性脂肪も減少させるため生活習慣病の予防にも期待できます。

食用の亜麻仁油は非常に酸化しやすく、酸化した油は健康を害する恐れがあるため瓶入りのものは開栓後２週間から１ヶ月で使い切る必要があります。そのため、食用の亜麻仁油は酸化防止容器に入っているものや、１回で使い切ることができる小袋入り（個包装）のものが人気です。
亜麻仁油は加熱調理に向いていないため、サラダのドレッシングとしてかけたり、スープ、お味噌汁、野菜ジュースに混ぜて飲むなどして使われる方が多いです。
「災害時に役立つこと」および「日常でも積極的に利用可能な加工食品」について、日本災害食認証商品というものがあり、写真の「ニップン アマニ習慣」は認定商品となっています。
オメガ３脂肪酸を含む油には、他にえごま油（食用）がございます。