紅花油
名 称 : 紅花油
別 名 : べに花油、サフラワー油
英文名 : SAFFLOWER OIL
中文名 : 红花油、红花籽油
CAS No. 223749-52-8、8001-23-8
INCI名 : Carthamus Tinctorius(Safflower)Seed Oil
化粧品表示名称 : サフラワー油
キク科の紅花(サフラワー)の種子を圧搾して抽出ののち、精製して作られる植物油です。
紅花油の組成は、不飽和脂肪酸のリノール酸を多く含みます。リノール酸は二重結合が2カ所あり、二重結合が1カ所のオレイン酸に比べて自動酸化が早くなります。そのため、現在では二重結合の数が少ないオレイン酸の割合を多くした、ハイオレイックサフラワー油が開発されています。
JASではサフラワー油と区別され、化粧品原料としてサフラワー油オレイックとして用いられます。しかしながら、リノール酸が主体のサフラワー油に比べてエモリエント効果がやや低くなるようです。
サフラワー油は食用として使われることが多いですが、化粧品用途ではエモリエント剤として各種クリームに配合されます。